Seafood Legacy Timesとは

Seafood Legacy Timesとは

シーフードレガシータイムズは、水産サステナビリティに特化した国内唯一のウェブメディアです。

2020年、サステナブルシーフード・ムーブメントを日本国内に拡大していくことを目的として開設され、サステナブルシーフード・ムーブメントを牽引する方々、80人以上*の方々にインタビューしてきました。対象は、水産関連企業の方々だけではなく、NGOや国際機関の方、漁師や研究者の方など多岐にわたります。

メインとなるインタビュー記事に加え、水産流通適正化法や漁業法の改正などの政策関連、IUU(違法・無報告・無規制)漁業や水産現場における労働者の人権侵害など、水産サステナビリティにかかわるさまざまな問題について解説するコラムも設置。これまでに63本の記事*を公開してきました。

2025年、開設から5周年を迎え、シーフードレガシータイムズはサステナブルシーフードの推進にさらに役立つメディアにしていくためリニューアルを行いました。

*2025年6月時点

リニューアルの背景と目的:「海のイノベーター」から「海のリーダー」へ

これまでの「海のイノベーター」に焦点を当てた記事から、今後は持続可能な水産・海洋の実現に向けた組織内のキーパーソン、すなわち「海のリーダー」にフォーカスしたコンテンツへと舵を切ります。

シーフードレガシータイムズを立ち上げた頃は、水産分野にサステナビリティが十分に浸透しておらず、事業をゼロから立ち上げる「イノベーター」の存在が重要でした。しかし、近年は、サステナビリティが浸透し、今ある取り組みをさらにスケールアップさせていく多くの「リーダー」が求められています。

そこで、水産業界の変革を牽引する組織の中核を担う「リーダー」をフューチャーすることで、どのような思いで活動し、またどんな困難に直面し、どう乗り越えていこうとしているのかといった個人の取り組みの背景を深く掘り下げ、広く社会に発信することで、サステナブルシーフードの主流化を牽引する人たちを増やし、インスパイアし続ける媒体としてさらなる発展させていきます。

リニューアルのポイント:多言語対応とアジア圏への発信強化

今回のリニューアルでは、以下の点を強化しました。

AI翻訳機能の実装による多言語対応
ウェブサイト全体にAI翻訳機能を実装し、より多くの国・地域の方々にそれぞれの言語でシーフードレガシータイムズのコンテンツを読んでいただけるようになりました。これにより、持続可能な水産に関する国内外の議論を活性化させ、グローバルな連携を促進します。

トップページのデザイン改変
トレーサビリティーやIUU(違法・無報告・無規制)漁業など6つのカテゴリーを設け、コンテンツをより読みやすく、分かりやすいデザインへと刷新しました。ユーザーの皆様が求める情報にアクセスしやすくなり、快適な閲覧体験を提供します。

アジア圏のリーダーにフォーカス
今後は、特にアジア圏における水産分野のリーダーへのインタビューやコラム記事を積極的に掲載していきます。これにより、アジア地域特有の課題や先進的な取り組みに光を当て、この地域の水産の持続可能性の向上をさらに後押しします。

今回のリニューアルを通じて、シーフードレガシータイムズは、持続可能な水産の実現に向けた「海のリーダー」たちの活動を発信するプラットフォームとして、より一層、その役割を果たしてまいります。ぜひ引き続き、サステナブルシーフードを主流化していくために、皆様に伴走しつづけるメディアとしてご一読ください。

 

 

 

 

 

サステナブル・シーフード用語集 JAPAN SUSTAINABLE SEAFOOD AWARD 歴代チャンピオン紹介

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サステナブル・シーフード用語集

水産分野の専門用語や重要概念を解説。社内説明やプレゼンにも便利です。