第4回ワークショップレポート:サステナブル調達で付加価値を高める欧州の企業事例

第4回ワークショップレポート:サステナブル調達で付加価値を高める欧州の企業事例

今回のワークショップでも積極的な質疑応答が行われました。

【IKEA】

Q: どのようにフードコートのメニューを決めているのですか?
A: 約半分のメニューはポリシーに則ってIKEAジャパンで決めています。

【Blueyou Trading】

Q1: 海のないスイスでなぜこのような企業を作ろうとしたのですか?
A1: 元々はスイスのCoopでトップバイヤーとして働いていました。20年程前はスイスでもお客様からサステナビリティについて聞かれ始めたような時期で、企業としてもサステナブル戦略へ舵を切る転換期でしたたが、実際の水産物を提供できるソリューションが無いと感じて設立しました。

Q2: サステナブルという概念が広がったのは消費者の声が先だったのか、それともマーケットなのか政府だったのでしょうか?
A2: 一概には言えないですが、教育から始まったり、消費者が疑問を持ち、CoopやMigroなどの大手小売が水産物に対する責任と、枯渇に対する危機感から動きを始めたことなどかと思います。

Q3: 日本の沿岸漁業について一緒に協働できることはありますか?
A3: フィリピンのキハダマグロ、ブラジルのアンコウなど、沿岸漁業の改善については経験があります。もちろん、日本の沿岸漁業でも協働できる部分があるのではないかと思います。

Q4: スイスでは美味しいなどよりもサステナブルの方が価値がありますか?
A4: 日本とも似ていると思いますが、スイスでも質、サステナブル、価格などの順番で価値があるかと思います。

 

弊社が第4回ワークショップ参加者を対象に行ったアンケートで以下の様な結果が出ております。

シーフードレガシーでは、国内外の幅広い知見をもつ専門家をお招きし、サステナブル・シーフードをビジネスの発展に活かしたい企業の皆様向けにワークショップを毎月開催しております。

詳細・お申込はこちらから:https://seafoodlegacy.com/workshop/

皆様のご参加をお待ちしております。