水産エコラベルのガイドライン
MSCやASC、GAPにBAP。さまざまな水産エコラベル認証がありますが、これらの元になっているガイドラインがあります。それが、FAOが定めた「責任ある漁業のための行動規範」(1995)、「海面漁業における水産エコラベルの認証スキームの国際的なガイドライン」(2005)、そして「養殖業及び内水面漁業に関する認証スキーム」(2011)の三つです。
それぞれのガイドラインでは法的拘束力はないものの、認証制度が守るべき規範が示されています。これらのガイドラインがつくられた後、140以上ものラベルが乱立したため、世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI、Global Sustainable Seafood Initiative )が承認するようになりましたが、GSSIもこれらのガイドラインにもとづいて認証スキームの承認を行っています。
サステナブル・シーフードの推進にあたって常に押さえるべきポイントを示し続ける重要なガイドラインです。
【参考】
・責任ある漁業のための行動規範(Code of Conduct for Responsible Fisheries)(詳しくはこちら)
・海面漁業における水産エコラベルの認証スキームの国際的なガイドライン(GUIDELINES FOR THE ECOLABELLING OF FISH AND FISHERY PRODUCTS FROM MARINE CAPTURE FISHERIES)(詳しくはこちら)
・養殖業及び内水面漁業に関する認証スキーム(2011)
Technical Guidelines on Aquaculture Certification(詳しくはこちら)
Guidelines for the Ecolabelling of Fish and Fishery Products from Inland Capture Fisheries(詳しくはこちら)